もしアナタが毎日「私の人生はついていない」「人生は辛いだけ」って思っていたら、
もしかしたら自分自身で人生の幅を狭めているのかもしれません。
何を隠そう私もずっとそうでした。
自分の人生を嘆くことで精一杯。
自分が持っていないものばかりに目を向けていました。
私の場合
【会社の給与編】母に洗脳された『何かが足りない』
先日、昔の給与明細を見る機会があって『額面で月52万手取りで、42万』
今思えばあの時は、給与面では私は恵まれていました。
だけど専業主婦として人生の全てを生きてきた母親は常に
ボーナスが無いことや、残業代、住居手当がないことを指摘され
有名大企業だったらどうたら、こうたらって。
その時はまだトラウマについての深い知識が無かったから
案の定私と母の境界線はなく、
母の意見＝私の世界になっている状態でした。
そして、母の口癖は「みんな」そう思っている／言っている。
数人の人が言っている話を
まるでこの世の基準のように説明して
自分の言っていることは全て正しい！って。
普通に考えたらそれはおかしな話だと気づけるのかもしれませんが、
昔の自分は母の意見＝世の中の総意だと無意識に思い込んでしまい
この歪さに気付くことができませんでした。
【学歴編】両親に洗脳された『お前は馬鹿だ』
子どもの頃から
「（自分も東大落ちて慶應行ったのに）旧帝大以外は大学では無い」
「慶應はバカばっかり」
って嫌程聞かせられ。
だけど残念ながら、私は高校の時に児童相談所に一時保護されたことで高校中退。
大学は偏差値50辺りの私立大学を卒業。
女子の大学等進学率は57.7％（内閣府 男女共同参画白書より）
であることを考えたら大学を出ただけでもラッキーなのかもしれないのに
親からは、バカにされ。
自分でもずっと情けない、恥ずかしい。認めてもらわなければって。
それからイタリア・ミラノ大学の博士課程を修了するまで
（児童相談所保護という）あんな馬鹿なことをしてって言われ続け、
自分はどれだけ至らない人間なのかということを長年に渡り刷り込まれていました。
そして、いつの間にか誰から認められたとしても
きっとお世辞を言っているだけだ。
これってもっと頑張らないといけないって言われているのかもって。
勝手に変に脳内変換して、自分を必要以上に苦しめていました。
今だから言えること
今回取り上げた二つの例も、過去に自分では気付くことが出来なかったけど、
実はとっても傷ついてトラウマになっていたんだなって。
今になったら思います。
トラウマが私の現実を歪めて見せていたことも。
そして、歪まさせられた現実を事実だと捉えて
自分で勝手に自分の価値や自己評価をずっと下げていたことも。
それこそ私は雲を相手に、必死に何かに勝とうとしていたのかもしれません。
今のアナタができる３つのこと
① 自分の価値観はどこからきたのか振り返ってみる
私たちは生まれながらにして自分の鋳型を持っている訳ではありません。
親や周りの大人、社会、マスメディア、SNS等によって
自分の価値観を無意識で作り上げています。
怖いところは、その中にアナタを洗脳しようとしたり、
うまいこと言って利用しようとしたりする人がいる事。
だからこそ、今一度自分の価値観はどこから形作られたのか
自分に問いかけをしてみることが大切です。
② 自分の価値観とは逆の人の話を聞いてみる
自分の価値観と真逆の人の意見を聞くことで、
自分だけの世界から外の世界の広がりを知ることが出来るように。
そして、人間は比較するものが無いと
何が本当にいいのか分からないんですよね。
だから、自分の価値観を客観的に眺めてみる機会を持つことで
見えてくるものがあります。
③ 自分にとって何を大切にしたいのか改めて考えてみる
①と②の過程が終わったら改めて
いまの自分が大切にしたものは何なのか自分に問いかけてみてください。
もしかしたら、自分が抱えていた価値観は親のトラウマからくるものだったり
そんな時は、境界線をしっかり引いて
その価値観は（イメージで）親に返してあげてください。
私たちは腕が2本しかありません。
本当は大切ではない価値観を抱えて生きていたままでは、
アナタが本当に大切にしたいもの抱える
キャパが足りなくなってしまいます。
アナタの人生はアナタのもの。
他の誰かが押し付けてきた価値観を主軸にして生きるのは勿体無いです。
おわりに
今回は「私たちは自分が作ったイメージの中で生きている」について自論を書いてみました。
もし、今アナタが生きづらさで苦しんでいるのならば、
是非３つのステップで、自分にとって本当に大切にしたいものは何か問いかけしみてください。
アナタが
本当に望んでいる未来と人生を
手に入れれるようになることを
心から願っています。
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